みなさん、こんにちは!
営業部の北川です。
輸入車、とくにドイツ車が日本において一定の市民権を得ていることに、異論の余地はないと思います。
なぜ、アメリカでもフランスでもなく、ドイツ車なのか。
もちろん、クルマそのものの性能が第一でしょう。
またデザインも含め、やはりクルマのコンセプトが日本人の感性に合っているのだと思います。
私見ですが、もともと日本人に共通するマインドとして、潜在的に「ドイツ製品」に対する崇拝のようなものがあるんじゃないかと思っています。
ただし、どれだけ優れた商品も、知られることがなければ何の価値もありません。
製品の特長をいかに伝えるか。
観る側の感性にどう訴えるか。
すなわち「宣伝力」も、ドイツ車がここまで世界を席巻するようになった、重要なファクターではないでしょうか。
昨今、日本でめざましく販売を伸ばしているメルセデス・ベンツ。
その要因のひとつは、間違いなくプロモーションにあると思います。
日本法人社長の辣腕でしょうか、CMの上手なコト!
センスのよいキャスティングと演出で、親しみやすく、かつメルセデス・ベンツというブランドイメージを壊すことなく、見事に消費者の心をつかんでいます。
我らがフォルクスワーゲン・ジャパンも頑張ってほしいものです。
「日本のCMは海外のそれより10年遅れている」
昔どこかで聞いたことがある言葉です。
遅れている、とはCMのセンスにおいてなのか、商品の訴求力においてなのかわかりません。
ですが、海外のVolkswagenのCMを見るかぎり、なんとなくそのニュアンスを感じ取ることができます。
というわけで、今回は私が個人的に好きなCMを何点かあげてみたいと思います。
ぜひ、音声付でご覧ください。
VolkswagenU.KのPoloのCM。個人的には一番好きかも。
ライバルのドイツ車メーカーでは、こういう内容は成り立たないのではないでしょうか。
VolkswagenのブランドコンセプトをよくあらわしたCMだと思います。
少し実験的ながら、秀逸な作品。
オールインセーフティなどと謳い、「ぶつからないための安全性」をアピールしているVolkswagenですが、安全性の最たるものは、運転する人間の意識ということでしょうか。
Passat B5のTDI(ディーゼルモデル)のCM。
こういうドイツの面白系のCMは、本当にセンス抜群で面白いです。
モデルは古いですが、そのまま現行モデルに置き換えても十分成り立つCMだと思います。
ルフトハンザ・ドイツ航空とミュンヘン空港のコラボCM。
クリスマス休暇で、単身赴任から家族のもとに帰ってきたお父さん。
ぼんやりして、大事な娘へのクリスマス・プレゼントを機内に置き忘れ…。
…最後のはVW関係ねーじゃねーか、というツッコミが聞こえてきそうです。
そうです。誘惑にあらがえず、またやっちゃった。(>_<)
今後、おもしろいCMを発見したら、都度ご紹介していきたいと思います。