みなさん、こんにちは!
営業部の北川です。
前回の能野アドバイザー、恰好よいですねぇ。
私もFriendry serviceを心掛けたいものです。
さて、今回はみなさまをドイツへの旅にお誘い申し上げたいと思います。
…Web上で、ですが。
Volkswagenはご存知ドイツのメーカーですので、日本に輸入され販売されるには、いろいろと制限があります。
大きくは車種。ドイツ本国で販売されている車種すべてが日本でも買えるわけではなく、その国ごとのマーケティング・リサーチをおこなった上で、最適なモデルラインアップが構成されています。
たとえば、同じアジアの雄、Volkswagen Hong Kongを例にとると、日本ではすでに販売終了しているSciroccoや、未導入のMultivanはあるけれど、Passat VariantやThe Beetleはなない、といった具合です。
そしてその限られた車種のなかでも、仕様はすべてパッケージ販売となっており、日本では売れないであろうボディカラーやオプションはカタログに載ることなく、最初から選択できないようになっています。
オーダーメイドのごとく細かな仕様を一からオーダーできれば理想ですが、そんなコストと時間のかかることをしていたら商売が成り立たない、ということですね。
しかしそこはグローバル企業Volkswagen。その気があれば、不可能を可能にすることができるのです!
…もちろんWeb上で、ですが。
そのツールとは…どの自動車メーカーにもあるであろう、コンフィグレータ!
Volkswagenに関しては、HPにも全世界共通のCI(コーポレート・アイデンティティ)があり、全世界どこでネットを開いても、同じ操作で同じ結果を得ることができます。
さっそく、私も大好きなPassat Variantでやってみましょう。
サムネイルクリックで、細かい字も見られます。
まずグレードから選びます。日本と同じようにコンフォートラインとかハイラインの他、Alltrackなども選べます。
フムフム。
つづいて、エンジンとトランスミッション。
日本にはない、1.8TSIなんてのもあります。
このあと、お楽しみのボディカラーとホイールをチョイスし、オプション選択へと画面を進めます。
いま話題のアクティブ・インフォ・ディスプレイ。
505EUR(約57,000円)とあります。そう聞くと安く感じますが、これはあくまでディスプレイだけの話。
これに加えて、ナビにするかオーディオにするか、一部車種で日本導入も始まった「Guid&Inform」を付けるかどうかなどで、価格が変わります。
日本ではSharanとTouranのみでしか設定できない、インテグレイテッド・チャイルドシートも付けられます。
さすが本国。オプション設定がキメ細かいですね…。
ちなみにGolfやPoloだと、2ドアor 4ドアなんてのも選べます。
いよいよ最終段階。
仕様が決まると、「あなたの仕様は環境にこれだけ優しいです」という指標が表示されます。
なんだか成績表でももらった気分になりますね。
「大きなお世話じゃっ」という意見もありそうですが、このあたりの環境性能への関心の高さが、ドイツらしさを感じるところです。
そしてなんと、自分の選んだ仕様は、PDFで手許に持つことができるのです!
…なんでこの色やねん、というツッコミが聞こえてきそうですが。
どうせなら、日本で絶対に手に入らない仕様にしたいですよね。
こんなのがあれば、俄然、クルマに対する購買意欲が湧いてくる気がします。
ましてこのとおりのクルマが現実に自分のものになれば、ますます所有の満足感が満たされそうです。
絶対に手に入らない、自分だけの一台。
おヒマなときにでも、ぜひ一度、お試しになってはいかがでしょうか。