みなさんこんにちは!営業部の北川です。
緊急事態宣言がようやく明けそうな雰囲気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
GW明けの5月、日中は汗ばむ日も出てきて、つい開放感に拍車をかけてしまいそうですが、まだまだパンデミックは終息したわけではないので、引き続き健康を念頭に置きながら日々過ごしたいと思います。
さて世界的なパンデミックによるロックダウンの影響で、我がVolkswagenの本社、ドイツ・ヴォルフスブルク工場も操業を停止していたのですが、去る4月27日から、生産を再開しはじめました。ただし、初動の生産ペースはパンデミック前の10~15%ほどとしており、徐々に回復していく方針のようです。それを皮切りに、欧州、南ア、南米と順次稼働を再開させます。
再稼働にあたって、ヴォルフスブルク工場では従業員に対し、毎朝自宅で検温し、出社前にチェックリストを確認することを義務付けているようです。工場内でも従業員は1.5mの距離をたもち、ガラスパーテーションや洗面所の増設などで感染を抑制するとしています。
日本の製造現場でも、似たようなルールがおそらく設けられていることでしょう。とくにドイツ人は、「ルールを決めると厳格に従う」という国民性があるので、必ずや安全に我々のクルマを届けてくれることと思います。
コロナが終息しても、世界がパンデミック前の状態に戻ることは不可能といわれています。とりわけ人々の行動変容は、「移動しない」という選択肢を得て、以前ほどクルマを必要としなくなることも考えられます。
今後ますます運転のオートメーション化が進んでいくなかで、Volkswagenがどのように社会的責任を担っていくのか、注目していきたいと思います。
ヴォルフスブルク工場再稼働の第一号は、Golfだそうです。やはりVolkswagenを体現するクルマ。そうこなくては、でしょうか。
日本には来春に導入予定です。ご期待ください。